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  • ここだけはおさえておきたい 就職活動常識・非常識 (4)履歴書編
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 (1) 自己分析編
 (2)言葉のマナー編
 (3)あいさつのマナー編
 (4)履歴書編
 (5)採用試験編
 (6)内定編
3,気持ちのよいあいさつはできますか?

 

おじぎのフォーム

実際の選考の流れとしては、電話連絡などでの応募後に、まずは履歴書の送付というのが一般的です。履歴書が合格であれば、面接に呼ばれるということになります。それゆえ、たった1枚の紙であっても、個人の特性を判断されるほど見られている部分も多いものです。あなたが就職したいと思った園に対して、意欲や個性をいかに伝えられるかが勝負です!

書きやすいものを
履歴書にもさまざまな種類があります。項目やスペースなど、まずはあなたに合ったものを選ぶことから始めましょう。志望動機や自己PRなどがしっかりと書き込めるものが望ましいですね。

自己PRや志望動機の整理
自己PRのために、自己分析で浮かびあがった長所・強み・エピソードなどをネタの整理しておきましょう。また、志望動機では「なぜ、その園に就職を志望するのか」が問われます。その園で自分はどのようになっていきたいのか、未来の自分をイメージしてみましょう。

写真の準備普段からの心がけが大切なんだね!
顔写真は写真館で撮ってもらうのがおススメです。証明写真機やデジカメといった手軽で便利なものもありますが、プロに撮ってもらえば、表情や身だしなみなどもチェックしてもらえるのでより安心です。服装はフォーマルな格好、姿勢、髪型に気を付け、清潔な印象に。女性の場合は、ナチュラルメイクが必須です。目元、口元に注意し、自然で明るい表情を心がけましょう。

おじぎのフォーム

人によっては就職活動において、何枚も履歴書を書くことがあるかもしれません。でも、1枚1枚があなたの未来の決め手となり得るものです。気を抜かないようにしょう。

  丁寧な文字で
履歴書は、まず「下手であっても、丁寧な文字であること」が必須です。心を込めて精一杯丁寧に書いた文字ならば、必ず見る人には誠意は伝わります。手抜き文字をごまかして書いたような履歴書では、決して通用しません。パソコンで履歴書の文字を打ち込むのも、スキルをアピールできて良いかもしれませんが、保育士・幼稚園教諭が人と関わる仕事である以上、自分の手で書いた文字の方が、より真剣さが伝わることでしょう。
 

  読み手が読みやすい文章を
伝えたいことがたくさんあっても、文字の密度がやたらと多くては、読みづらい印象を与えてしまいます。読み手のことを考え、きちんと要約して分かりやすくしましょう。熱意と文章量は必ずしも比例しないのですから。
読みやすい文章のコツとしては、結論から先に述べたり、箇条書きを上手く活用するなどが挙げられます。
 


おじぎのフォーム
ハンコ


履歴書に押すハンコは、シャチハタでなければ三文判で構いません。曲がらないようにまっすぐに押すようにしましょう。
「時間をかけて一生懸命書いたのに、最後の最後にハンコを逆さまに押してしまった…(涙)」
こんなこともあるので、最初にハンコを押してしまい、きれいに押せたものだけに書き込んでいくようにすれば、万が一失敗しても労力は少なくて済みます。


筆記用具


鉛筆やカラーペンはNGです。水に濡れたことを考えると、水性ペンもやめた方が良いでしょう。万年筆がベストではありますが、普段使い慣れていないようでしたら、使い慣れた油性ボールペンや細字のサインペンを使用したほうが無難かと思われます。


修正液


公式の書類には修正液を使わないのは基本です。もったいないと思っても、書き間違えたら躊躇せずに必ず新しい用紙に書き直しましょう。



おじぎのフォーム

さあ、履歴書が完成していよいよ提出です!!
でも、ちょっと待ってください。実は、提出前にやっておいた方が良いことが、まだあるんです。

送付状


履歴書は直接先方へ持っていく場合もありますが、一番多いのは郵送という場合です。履歴書を封筒に入れて、いざポストへ投函~といきたいところですが、それでは不十分です。送付状(挨拶状)を同封するようにしましょう。送付状をつけるだけで、相手には「しっかりとした人だな」という印象を与えますし、送付状の中にあなたのアピールを上手く盛り込むのもいいかもしれません。


コピー


履歴書を郵送する前に、あらかじめコピーをとっておくと良いでしょう。面接など実際の選考は、履歴書をもとに進められていきます。もちろん、履歴書に書いてあることを丸暗記すれば良いということでは、決してありませんが、面接前に見直すことができれば、いま一度頭の中を整理できますし、落ち着いて面接に臨めるはずです。
普段からの心がけが大切なんだね!