コスモスの花は可愛らしく、また「乙女の真心」という花言葉にもあるようにとても優しいイメージがあります。
しかし実はこの植物、見かけとは正反対で、踏まれても風に倒されても枯れずに立ち上がり、そしてきれいな花を咲かせます。
「さまざまな困難にぶちあたっても、しっかりと立ち上がって人生を歩んでほしい。」子どもたちへのそんな思いから名付けられたのがコスモス保育園です。
その保育園も平成29年春、認定こども園へと生まれ変わりました。
「子どもたちに明るい未来を！」これが園の教育・保育理念です。
子どもたちが楽しく自信を持ってこれからの人生を歩んでいけるように、心と体の基盤づくりを行っていきたい。そのような思いが込められています。
乳幼児期に大切なことは、あふれんばかりの愛情に支えられながら、自らいろんなことに挑戦しようと思う気持ちが芽生えるように毎日の生活を送っていくこと。
家庭と連携をとりながらひとつひとつ丁寧に基本的な生活習慣を身につけ、遊びという具体的な体験を通して、やってみたい、がんばりたいと思う気持ちを大切にしていきたいと思います。

タイトル：遊びを通しての基本的生活習慣確立
「子どもの学びは全てあそびから」をモットーに0歳児から就学前の成長著しいこの時間を過ごしていけたら…と思い、日々保育を行っています。子どもたちはごっこあそびが大好き！そんな大好きなあそびの中で、スプーンや箸の持ち方・洋服の着脱・整理整頓など、生活していく上で必要な習慣を経験し、身につけていきます。そして経験していくためには、私たちが保育士の環境設定、年齢にあった言葉かけが大切です。子どもたちが「明日も保育園に行きたいな…」と思える環境を整えていきたいと思います。

タイトル：元気な子ども
園庭を元気いっぱい笑顔いっぱいで駆け回る子どもたち。春から夏にかけての園庭での裸足保育、秋から冬にかけてのマラソンやなわとびで健康で丈夫な体づくりを心がけています。また、桜ヶ丘団地には公園がたくさん。天気の良い日は、公園に散歩に出かけます。0.1歳児はベビーカーで、2歳以上は友達と手をつないで仲良く出かけます。時には園バスで園外保育…。虫採りに出かけたり、どんぐり拾いに出かけたり、季節の自然に触れる機会を作り、年間を通じて体を動かすことを大切にしています。

タイトル：自分で考える力
日々一緒に生活する友達は大切な仲間。同年齢の関わりでは仲間意識、異年齢の関わりでは思いやりの心や憧れの気持ちを育みます。クラス編成は同年齢で構成し、3歳以上児は週に2回は異年齢が関わりを持てるよう、コーナーあそびを取り入れています。年長児を中心に一定の環境の中で、自由にあそびを展開。この時期は、子ども自身の主体性を大切にし、自分で考える力を身につけるきっかけ、そして、自分の思いを相手に伝えることができるようになることを願っています。

大口美優　６年目（０歳児担当）

弟と歳が離れていることもあり、日常生活を通して自然を保育士になりたい気持ちが強くなり、夢を叶えられたときの喜びは今でも忘れません。しかし、いざ自分が保育士となり、現場で働く日々の中、夢と現実のギャップに悩まされた時期もありました。そんな時、私を助けてくれたのは経験豊富で頼りになる先輩方と「みゆう先生！」と嬉しそうに飛び込んできてくれる子どもたちでした。今でも私の励みになってくれています。

古川桃子　３年目（２歳児担当）

自分の好きな事（子どもたちと触れ合うこと、体を動かすこと、絵を描くこと）を生かせる職に就きたいと思い保育士を目指し、このコスモス保育園（現　認定こども園）に出会いました。着任時は、戸惑いや分からないことが多々ありましたが、先輩方が教えてくださったりフォローの声掛けをしてくださったことで、少しずつ園に慣れることができました。2年目ということで失敗や反省の日々ですが、明るい先輩方に支えてもらいながら、日々楽しく過ごしています。