蓮昌寺保育園は、家庭的な雰囲気の中で、子どもたち・保護者の方に安心してもらえる保育園を目指しています。
子どもたちが「安心して遊び、楽しく食し、ぐっすり眠る」その基本的な姿勢を大切にしていく中で、発達に応じて様々な社会経験させて子どもたちの成長を見守っています。
女性の多い職場なので、お互い働きやすく楽しく園に通える気遣いや心遣いが必要です。乳児から就学前までの子どもたちに関わるため、大きく育つ楽しみや育てる責任があり、大変な仕事ですが、人間の育成というやりがいのある仕事でもあります。
子どもたちが基本生活習慣をしっかり身に付けて、自分の事は自分でできる、思っている事はしっかり言葉で表現できる、嫌なことはノーと言えるように、職員は笑顔で優しく元気いっぱい子ども達と一緒になって遊ぶ中で、一人一人の子ども達の気持ちが理解できるように日々保育を楽しんでいます。

蓮昌寺保育園では、音楽活動に力を入れています。音楽を通して、「見る・聴く・考える」力を養い、同時に集中力も身につくように工夫しています。
３年間取り組んでいくことで、１つのリズムがメロディーになり、そしてみんなと力を合わせてハーモニーを創り出します。毎年２月に参加している音楽フェスティバルを経験することで、子どもたちも職員も、大きく成長していきます。

音楽活動と同様に、体育活動にも力をいれています。近くの公園へ散歩にいくだけではなく、操山や龍の口山まで散歩へ行きます。身体的発育の成長だけではなく、子どもたちの頑張る力とあきらめない気持ちを育てていくために、取り組んでいます。将来、目標を持った時に、蓮昌寺保育園で培った気持ちが発揮できるように、職員も一緒になって山を登り、登った後はみんなでしっかりと子どもたちを褒めていきます。

４月は花まつり、７月は夏祭り、１１月はお会式、２月節分祭といったように、お寺の行事に参加しています。日常的にお寺と触れ合い、自然と手を合わし、感謝する心を育んでいます。２月の節分祭では、子どもたちの演奏を参加してくださる地域の方々に披露し、非常に喜ばれています。

○保育士　６年目　２歳児担当

これまでの保育士生活で１番印象に残っていることは卒園する園児から手紙をもらったことです。初めて担任した子どもたちが卒園するとき私の名前が書かれた手紙をくれました。嬉しくて思わず涙ぐんでしまいました。その手紙は宝物として今でも大事に保管しています。また、卒園児が遊びにきてくれた時には「和也先生」～と声をかけてくれます。子ども頃の想い出はなかなか消えないので、その子にとっていつまでも“先生”として一生想い出に残る存在でいられることが嬉しいです。悩むこともありますが、それ以上にほかの仕事では経験できないことができます。日々新しい発見があり、子どもの成長を身近でることができる。子どもたち一人ひとりと関りのなかで自分自身を高めることができる。そして、子どもたちの笑顔で幸せを感じることができる。保育士という仕事は子どもを通して他の職業では『経験できないことが経験できる』そんな職業だと思います。

○保育士　２年目　３歳児担当

保育士を目指したきっかけは、音楽が好きで、子どもが好きだったことでした。幼稚園の先生が丁寧に音楽指導をされているのをみて、音楽が好きなことが活かせると思い保育士を目指しました。
その保育士になりたいという夢がかなって２年目。初めの頃は大変なことばかりでした。子どもたちと信頼関係を築くために、子ども一人ひとりに合わせた声掛けをしてきました。そのおかげか今では、「先生、おはよう」や「これができるようになったよ」と子どもたちから話しかけてくれるようになったので、嬉しいです。蓮昌寺保育園は子どものことを第一に考え、子どものどんな変化にも気付き合える園です。色で表すと、オレンジ色です。職員同士仲が良、どの職員とも気兼ねなく話すことができる温かい雰囲気があるからです。これからも先輩保育士と協力し合あい、助け合い子どどもたち・職員皆が楽しく過ごせるようようにしていきたいです。