社会がめまぐるしく変化していくとともに保育制度の変更など、保育を取り巻く環境もめまぐるしく変わっています。
そういう時代だからこそ私たちが今大切にしなければならないことは、「理想」を持つことではないでしょうか。 保育者として、高い人間性・専門性を持って、質の高い保育・保護者支援を行っていくには、理想を持つことは欠かせないと考えます。
その理想をもとに、子どもたちにとって「何が大切」で、「何が必要」か、そして私たちは「何をすべきか」を考え続けていくことで理想は現実となっていくはずです。
職員間のコミュニケーションを大切にしながら、保育への想いをともに共有し合い、子どもと一緒に育ち合う、そういう理想の保育園を一緒に目指していきましょう！

木のぬくもりが溢れる園舎の中で、それぞれの年齢の子どもたちが毎日楽しく生活しています。当園の保育イメージは、子どもたちにとって居心地のいい場所、時間のゆっくり流れる空間の中で、人との関わり合いを大切にした保育を心がけるということです。私たち保育者も同じ空間の中で同じ時間を子どもたちと一緒に過ごしながら、時には失敗したり、また思い通りにならず悩む日もあります。そんな時ほど私たち保育者も「一緒に育っているのだ」という未来を信じて、乗り越えていけるチームワークがここにはあると感じます。保育の仕事は子どもが健やかに成長すると同時に、保育者自身も成長できる素晴らしい仕事だと思います。

保育士の仕事は、子どもの“初めて”に立ち会えたり、感動を共感したり、時には成長の過程でみられる葛藤に自分も一緒に悩んだりと毎日が充実しています。四季の移り変わりを子どもの目線で感じ、行事では保護者と共に感動に涙が溢れたりと1年という月日が本当に早く感じます。そんな中、「子どもにとって何が大切なのか、そして何をすべきか」ということを考え、実践することが大切なことだと思います。子どもの笑顔が素敵な保育士に成長させてくれますよ。

子ども達は、自由遊びやコーナー遊びの際に、自分の好きな、自分のやりたいことを、自分で選んで過ごしています。好きなことに没頭する時間を増やすことで集中力を養い、異年齢児や様々な人との関わり合いの中で、家庭では体験できない様々なことを学んでいます。
私たち保育者は、子ども達が、遊びに集中しながら満足いくまで活動できる環境作りや、異年齢児や地域の方と触れ合うことが出来るような保育内容を心掛けています。

勤務歴1年目 2歳児担当

保育士として働き始めて約半年が経ちました。４月当初は「お着替えしようね」と声を掛けても「いや、○○せんせいがいい！」と言われたり、なかなか子ども達に心を開いてもらえず落ち込むこともありました。しかし、月日を重ね、子ども達が少しずつ「せんせい！」と呼んでくれるようになったり、自分を頼ってくれるようになったり、笑顔を向けてくれることが増えてきて、共に過ごせる毎日がとても楽しいです。子どもたちの成長を感じる瞬間はとても感動的で、驚きや喜びでいっぱいの日々です。まだまだ未熟で、分からない事や失敗することもたくさんありますが、先輩の先生方にご指導いただきながら、周囲の方々への感謝の気持ちを忘れず、毎日笑顔で子ども達と共に成長していきたいと思います。

勤務歴5年目 5歳児担当

この園の職員になって5年が経ちました。1年目に受け持った子ども達を現在担当しています。昨日までボタンの付け外しが出来ず泣いていたのに今日はボタン出来たよと見せにくる子、去年は水遊びが苦手で先生と手を繋いで見ていた子が今年はプールの中に入り水しぶきを立てながら友達と楽しく遊んでいると言う子ども達の日々の成長を間近で見守りながら見る事が出来、その喜びを子ども達や職場の先生方・保護者の方と一緒に喜び合える保育の仕事をとても誇りに思います。
子ども達の成長と同時に、自分自身もこの5年の間、失敗や挫折など悔しい出来事がありましたが、その何十倍・何百倍の子ども達の『笑顔』や園長先生をはじめ先生方の『暖かさ』『チームワーク』に支えられ、保育者として成長出来た今の私がある事に感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいと思います。

勤務歴8年目 3歳児担当

私にとって保育士という職業は、小さい頃から憧れの職業でした。憧れだった職業に就くことができ８年が経ちますが、毎日子ども達の笑顔に囲まれながら、幸せな日々を送っています。自分で着替えることのできなかった子ども達が、一人で着替えることができるようになるように、私たち保育者も失敗や成功体験を通して日々成長しています。このような環境の中で子どもたちと共に育ち、常に『思いやり』と『感謝の気持ち』を忘れずに保育に携わっています。これからも、子ども達が楽しんで園生活を送ることができるように、子ども・保護者・地域・職員間の信頼関係を深め、自分自身も楽しみながら保育していきたいと思います。