保育者が子どもと関わる中で得られる「学び」は、大きいです。また、関われば関わる程、その「学び」はより深くなっていきます。また、子ども達の生活の中で「結果」ではなく、「過程」に目を向けていくには、保育者にも保育の質の向上が求められます。
園長である、自分自身も保育者養成校に勤め、教鞭をとる中、園長自身が学び、そして保育の質を高める方法を保育者にも伝えていっています。本法人では、保育者の「学び」をより深められるように、研修の機会の確保、また他園の実践に学べるよう公開保育に積極的に参加しています。また、この研修を、各自に配布する「研修ハンドブック」に書き留めて頂き、研修履歴を残します。
我々と共に、子ども達から得られる「学び」を共有して、深めていき、保育の質を高めようとする方と共に働ければと考えております。

【子どもと先生を育む園環境】
新園舎では、自園調理の給食を提供しています。ピアノは録音可能な電子オルガンを各教室に配置して、先生の指導をサポートしています。また、隣の部屋と交流ができるよう覗き扉があり、先生と共に子ども達の異年齢交流ができるよう工夫してあります。

【教員研修体制】
大学教授を招いて、座学だけでなく、グループワークや発表も行っています。また絵画、体育、音楽に関する多様な研修会に園の全面負担で参加し、研修手帳に記録してキャリアアップできるようにしています。各教員は、他園の保育の参加・参観を年１回行けるようにしております。

【教員同士のサポート体制】
教員による相互のサポート体制を組織しています。新任教員は主に年少組・乳児を受け持ち、チーム保育を行う中で、担任やフリーの先輩教員からの協力を得ています。新任教員でも参加しやすいように、グループワーク型の振り返りを毎月行っています。

【七松幼稚園勤務：3年目】

私たち職員は日々の気付きや疑問を大切にし、その日のうちに職員間で共有し、解決していくよう努めています。
学校を離れて現場で働くようになると、なかなか新しい情報を身につける時間や場所に限りがあると思います。でも、多方面で活躍される園長先生のご尽力により、幼児教育に必要な知識を学ぶことができる研修に参加させていただけおり、働きながらでも新しい知識・学びに触れることができる環境だと思います。

【七松幼稚園勤務：2年目】

多種多様な働き方ができ、職場復帰しやすい環境が整っているため、多くの職員が出産や子育てを経て復帰しています。認定こども園が担う子育て支援の一環としても、自身の子育て経験を活かし、保護者と同じ母としての思いを共有しながら日々の子ども達の育ちを保護者の方とともに見守っています。担任、フリー、非常勤職員など、様々な立場の職員がそれぞれの知識や情報を出し合い、子ども達にとって最善の環境作りにチームで取り組んでいます。

【七松幼稚園勤務：2年目】

私の出身園でもあり、保育の道へ進むきっかけとなった七松幼稚園で働き始めてから1年が経ちました。
子ども達にとってどのような保育が望ましいのか悩み、迷うことも多々ありますが、先輩方が優しく丁寧に教えて下さり、子ども達と一緒に自分自身も成長させてもらっていると感じています。
出身園で働ける喜びを感じながら日々頑張っています。