当園は豊かな山に囲まれ、清らかな流れの北川の本流（本川）と支流（小川）が合流するところにあります。５、６月には無数のホタルが飛び交う「ホタルの里」として全国有数の景勝地であり、夏は清流での川遊びが恒例になっています。また、赤いお屋根の園舎と大きなフェニックスがシンボルとなっており、明るいお日様がさす暖かな環境に恵まれ、保育環境としては最高の場所だと思っています。この自然豊かな環境で明るく元気いっぱいに育ってほしい。これが私の心から願っているところです。当園では剣道教室や茶道教室を行い、礼儀作法を通して、心を落ち着けることも大切な保育の心得としています。さらには、漢字あそびの一貫として「百人一首」を朗読し、カルタ取りを行っていますが、言葉は繰り返し使って習慣化し身に付くことが大切だと思っています。幼児期でこそ習得できるチャンスを生かしてゆきたいと思います。

明るく暖かで自然豊かな保育環境の中で、現在70名の子ども達が毎日過ごしています。3歳4歳5歳児はバナナ組とブドウ組の2クラスに分かれ て生活しています。午前9時に登園し、園庭でサーキットトレーニングを行った後、10時から２０分ほど「漢字あそび」の時間です。漢字あそび では、世界や日本の名作物語を保育士が漢字を黒板に貼付しながら、読み聞かせを行います。漢字クイズをしたり、楽しい時間を過ごします。地域 と連携し、夏祭り、産業祭、出初式等々では太鼓やマーチングを披露します。その練習には余念がありません。夏には清流北川で川開きを行い、川 遊びを実施しています。さらに秋には芋畑で芋ほりを行い楽しいひと時を過ごします。