就職難と言われて久しい昨今。それでも一生懸命に未来の保育士さんたちは日々努力をしておられることと思います。国の子育て支援に関する方向が定まらず、日本の保育行政はどうなるのでしょうか。雇用する側である保育園も不安は尽きません。しかし、いつの時代も人を育てるのは人。ですから、制度がどう変わっても恐れることはありません。自分自身を磨くことが大切です。
　私どもの保育園は小さな保育園で、毎年職員を採用できる状況ではありません。しかし採用にあたり保育園がどのような点を重視しているのか、どのような人材を必要としているのか、そこには一貫して譲れない思いがあります。それはとにもかくにも「人柄」です。そこを私たちは見ています。ホットなホットな気持ちのあなた、寒い雪国横手に来てたんせ。

昭和４０年代前半に古材を用い建て替えた木造園舎で、改築が待ち遠しいこの頃ですが、狭い園舎、園庭にも関わらず、園児たちは毎日元気に大声をあげて走り回っています。
　園の歴史も古く、まもなく１００周年を迎えますが、たまたまお寺が隣接していることから「鐘つき堂の保育所」として昔から親しまれております。
　お城山（横手公園）や横手川の河川敷が近く、外での遊びには事欠きません。こんな環境ですから、園児たちはのびのびと育っています。もちろん環境だけではなく、保育士の皆さんの頑張りがあって、明るく楽しい園づくりが行われています。