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  • ここだけはおさえておきたい 就職活動常識・非常識 (5)採用試験編
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 (1) 自己分析編
 (2)言葉のマナー編
 (3)あいさつのマナー編
 (4)履歴書編
 (5)採用試験編
 (6)内定編
ここが勝負時です!!|5,採用試験編

 

面接のマナー

採用試験の中で、最も重視されるものは「面接」です。これに関しては、一般企業であっても専門職であっても変わりはありません。面接会場であわてることのないよう、また相手に対して失礼がないよう、まずは面接についての一般的な注意点を押さえておきましょう。

2, あなたのマナーは大丈夫?

●出発前からチェックしてみて…

〜出発前〜
 ・ 忘れ物のないように確認し、時間に余裕を持って出かけるようにしましょう。
 ・ 採用担当者の名前、連絡先等のメモは必ず持参して、万が一交通機関の遅れ等があっても慌てず連絡できるように備えておきましょう。
 ・ 寝癖はNG!また、濃い色のスーツはほこり等が目立つので気をつけましょう。
 ・ 女性はストッキングの予備や鏡などを用意しておくと良いでしょう。
普段からの心がけが大切なんだね!

〜到着後〜
 ・ 約束の時間よりも5〜10分程度早めに着くようにします。早すぎるのも迷惑となるので、事前に場所の確認をしておき、当日は近くで時間を調整するくらいの余裕を持って出かけましょう。
 ・ 待ち時間も面接の一部なので、背筋を伸ばして座り、欠伸や伸びをしないこと。隣の人と大声でおしゃべりするのも控えましょう。


●面接が始まったら…


〜入室時の流れ〜
  入室時には軽くドアをノックし、「どうぞ」と言う声が面接官からかけられたら、ゆっくりとドアを開けます。  
「失礼いたします」と言って中に入り、またゆっくりと静かにドアを閉めて、面接官に向かって一礼。
イスのある位置まで進み、立ったまま自分の氏名を名乗のり、「よろしくお願いいたします。」と元気良く挨拶をします。学生の場合は最初に学校名も 加えましょう。
面接官に「どうぞお掛けください」と言われてから、「失礼いたします。」と言って着席します。

〜退席時の流れ〜
  面接が終了したら、「ありがとうございました」とまずは座ったまま会釈します。
立ち上がって、もう一度面接官全員に「本日はどうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。」と言って深々と頭を下げ、ドアの所まで戻ります。
ドアまで戻ったら、そこで立ち止まり、もう一度面接官の方を見て軽く一礼する。
ドアを開けて退室する。退室後も園を出るまで気を抜かないようにしましょう。


いかに「自分自身」を伝えるか

次は面接の中身についてです。面接は履歴書や成績だけでは見えてこない「あなた自身」が見られる場です。決して取り繕うことなく、ありのままの自分の姿を誠意をもって伝えて下さい!!

2, あなたのマナーは大丈夫?

  相手の目を見て、
ハキハキとした態度で

緊張しているからといって、目を合わせずに下を向いたままだったり、キョロキョロして落ち着かない様子では、せっかくの熱意も伝わりません。姿勢を伸ばし、相手の顔を見て、大きな声で滑舌良く話しましょう。声を出すことで、自分自身も前向きな気分をキープできます。
 
 
  まずは結論から
まずは結論を述べ、必要に応じて説明を加えるようにする。これを意識できれば受け答えが明確になります。相手に内容が伝われば、会話にリズムもついてきます。自信に満ちた受け答えに聞こえることでしょう。



 
 
深呼吸をしておちついて、あなた自身をアピールしよう!

  自分の言葉で
付け焼き刃で得た知識や人からの受け売り、マニュアル通りの答えというものをついつい使ってしまいたくなりますが、本当に理解していなければすぐにボロが出てしまいます。わからないときは、知ったかぶりをするよりも「良くわからないのですが...」と前置きして正直に答えるほうが、誠実な印象を与えることでしょう。
 
 
  具体的な経験を
抽象的な話ばかりでは説得力に欠けます。机上論よりも具体的なエピソードを交えることで印象はずいぶんと深まります。ただし長々とエピソードを語りすぎると逆効果になることもあるので気をつけましょう。




 
 
  過去より未来を
これまでの実績をアピールすることも大切ですが、採用側が最も知りたいのは「今後の活躍」に関するところです。「こういう経験をしてきたので将来はこんなふうに活かしたい」というように、期待感を抱かせるような話し方をしましょう。



 


採用試験のいろいろ

私立の保育園・幼稚園で行われている試験内容は、施設によって異なり、さまざまな種類があります。面接以外に採用試験として行われているものにはどのようなものがあるのでしょうか?

2, あなたのマナーは大丈夫?

筆記試験

大きくわけると専門試験と一般教養試験の2つがあります。専門試験では、保育士資格試験と同様に専門的知識や能力が問われ、一般教養試験では、一般知識や常識などが問われます。

実技

音楽や造形などが一般的のようで、そのほかに言語(童話の口演)や体育などを行う場合も。審査の対象となるのは、リズム感、表現力、プレゼンテーション能力などのようです。

作文

具体的なテーマを与えられ、それについての作文であなたの考えや、あなたがどんな主張をもった人物なのかを判断します。普段から文章を書く練習をして、周りの人に読んでもらい、客観的な意見を聞いてみるのも大切です。試験までに文章を書くことになれておくと、当日の時間配分にも余裕がもてますね。



  〜作文の採点ポイント〜

1.問題意識
文章全体でテーマに対しての自分なりの主張を一貫して述べましょう。矛盾したり主張がブレてしまっては台無しです。

2.内容
社会人として基本的な知識や教養が備わっているか、常識的かどうかが判断されます。

3.オリジナリティ
受け売りや決まり文句ではなく、自分なりの表現であるかどうかが評価されます。

4.文章作法
誤字脱字、原稿用紙の使い方、字数、文字の読みやすさ・丁寧さなど。字がきれいでなくとも、丁寧に書けば気持ちは伝わります。